自己破産の手続きや費用について

「自己破産」はだれも耳にしたことがあるけれど、どういうことなのか具体的に知らない人も多いのではないでしょうか?

自己破産とは簡潔に言うと、裁判所に「破産しました。借金をもう返せません」と申し出て、支払えずに残っている借金の全部をゼロにしてもらう、ということ。

実際にはいくつかの手続きや段階があるわけですが、それらは弁護士などこの道の専門家に依頼するのが現実的です。

弁護士に相談し、自己破産を依頼すれば、金融会社などの債権者から今まで押し寄せていた督促や取り立てはすぐにストップします。

その後は、数カ月後には裁判所による「免責決定」が確定することにより、晴れて全ての借金がなくなり、以降は返済する義務は全くなくなります

もちろんメリットばかりではなく、借金を棒引きにすることと引き換えにいくつかのデメリットもあるのですがそれはこのあとご紹介します。

自己破産の手続きや方法はどうする?

自分で自己破産の手続きをした、というブログを載せている猛者がいらっしゃるようですが、実はこれ、大変な労力と時間を伴います。

自己破産の手続きは難しいのではないかと漠然と不安に思う人も少なくありません。もちろん、自分で行うのはとても困難。債務整理を専門とする弁護士に依頼することが一般的です。破産免責を受けるまでの手続を全て任せ、リスクも最低限にしてくれます。

自己破産は借金が免責されるメリットがありますが、場合によっては免責されなかったり、手続きがスムーズに運ばず長期化したりすることもあるのです。

このようなリスクを避けるためには債務整理を専門とする弁護士の助けが不可欠。費用を払って依頼する価値は充分にあると考えます。

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自己破産にはリスクがある

リスクには何があるのか

多重債務を抱え、返済のため生活が困窮している人に返済を続けさせることは現実的ではありません。そのために自己破産の制度があり、借金をすべて免責にして人生の再出発というチャンスを手にできます。

しかし、自己破産はノーリスクではありませんし、条件もあります。また、自己破産以外の方法で対処できる場合も少なくありません。

自分だけで自己破産をしようと判断してしまうのは危険です。専門家である債務整理を得意とする弁護士の判断が必要となる場面もあります。

リスク管理は専門家に相談したい

自己破産のリスク管理は弁護士が詳しいです。債務免責のメリットの裏に潜むリスクは、人によってマチマチでしょう。

依頼者に合った方法で自己破産の手続をすることで負担やリスクを最低限にすることができます。自己破産のリスク管理を私たちと連絡を取りながら任せることができるのは専門家である弁護士です。

裁判所は親切ですが

専門家に相談

最近は裁判所の事務官の方が自己破産の手続を親切に教えてくれます。しかし、実際に書類を作成するのは自分自身であり、裁判所の方が代筆してくれるわけではありません。

何度も裁判所に通い申請をしても、その後のリスクを裁判所の事務官の方は関知してくれません。

何度通えばいいのか

裁判所で自己破産に手続をしたいと言うとマニュアルを準備してくれます。その通り書類を作成すればいいのですが、漏れがあったりすると自己破産そのものが意味をなくすかもしれません。

また、法律の知識がない人が法的な書類を作成されること自体無理があるとも言えます。
作成した書類の不備を指摘され、添付書類の不足を指摘され、何度裁判所に通えばいいのかと頭を抱える人も少なくありません。

目立つため他人にバレるかも

このように何度も裁判所に通うことは働いている人には無理があります。
弁護士に依頼すればコッソリできるのに、自分でやろうとしたばかりに休暇申請の回数が多くなり目立つ事になってしまうでしょう。

自己破産をすることは他人に内緒にしたいはずです。

具体的な手続

どんな手続きがあるのか確認

自己破産の具体的な手続はさほど面倒ではありません。ただ、それは弁護士に依頼している場合です。

手続きは、裁判所へ提出する書類の用意から破産申立、免責審尋を経て免責許可決定までそれなりに手間と時間が必要になります。

しかし、弁護士へ依頼すると難しいことはほぼなく、指示通りに用意、行動さえしていれば面倒なことはすべて代行してもらえます。

ですからあなたがすべきことはまず、弁護士への依頼からスタートとなります。

弁護士に委任

弁護士に自己破産を依頼すると、消費者金融などの債権者に対して自己破産を受任した旨の通知をします。

この段階で債務弁済は一時的に停止されますから、毎月の支払が激減するでしょう。

裁判所に提出した書類は審査を受けますが、プロの弁護士が作成した書類に問題があるわけがありません。自分は弁護士からの連絡を待つだけです。

ちなみに自己破産をすると郵便物はすべて弁護士に転送されます。ただ、郵便局職員にも守秘義務があるので誰かに自己破産を申請していることがバレる心配はありません。

裁判所へ出頭

弁護士から裁判所からの出頭命令があった旨と出頭する日時の連絡があります。この日は絶対行かなければいけませんから、確実に休暇を取る必要があります。

また、病気などで欠席することもできませんので体調管理も万全にする必要があります。
ちなみに裁判所に出頭して裁判官の前で話をするのは、ほとんど弁護士です。心配いりません。

多くの場合、出頭した日に破産免責通知を受けます。多重債務に悩まされていた日々が嘘のように思えるでしょう。

敷居は高くない

まず連絡してみる

ただ、弁護士に依頼することはお金がかかるし、弁護士という存在が遠いものだと思っている人が少なくないようです。しかし、弁護士事務所の敷居は高くありません。

特に債務整理を得意とする弁護士は最初の相談料を無料にしており、相談しやすい体制を整えています。

他人にバレないように、依頼者への連絡を全てメールにすることも少なくありません。

身近な弁護士

債務整理を得意とする弁護士は全国にいらっしゃいます。
また、予約をすれば土日でも対応してくれる弁護士が多いので、平日は仕事が忙しいという人も安心して相談できます。

弁護士は相手の事情を知っていますから穏やかに対応してくれます。また、自己破産後の生活をどうしたらいいかという相談にも対応してくれるのです。

結局安くつきます

自分で自己破産の手続をすれば弁護士費用が浮くと考える人も多いようですが、結局リスクが高くなり後で問題が生じることが少なくありません。

こんなことなら最初から弁護士に依頼すればよかったと後悔してからでは遅いのです。
自己破産を弁護士に依頼すると事務所や依頼者の状況によって異なりますが概ね40万円から50万円かかります。ただ、分割払いができる場合も多いので支払に不安を持つことはすくないはずです。

現在は相談だけは無料でできる弁護士事務所がほとんどです。多重債務に悩んでいるなら、まず弁護士に相談することがお勧めです。

実際に依頼するかどうか決めるのは具体的な対策についてアドバイスを受けたあとでいいのです。

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